私が相馬市でやりたいこと

私たちは明るい未来をあきらめてはいけません。
夢をあきらめてはいけません。生きることをあきらめてはいけません。
私たちには少しでもいい形で相馬市を次世代に手渡していく務めがあるのです。

だから、ふんばろう、相馬!

1被災者の生活再建

被災者の生活再建で最も重要なものは「雇用」です。 生活保護世帯になることで人が「誇り」を捨ててしまうことを最も恐れます。そうならないよう立ち上がれる人をバックアップしていきます。

2漁業の再興

原発からの放流水で福島の漁業は壊滅的打撃を受けました。このままでは後継者を失ってしまい、福島の漁業は崩壊の危機にあります。 しかし被災者の多くが漁業とその関連の仕事に携わっていたことから、事業をスタートできるところからスタートすべきで、水産加工にまず着手すべきでしょう。「大型冷凍庫や倉庫」の建設と相馬港を大型漁船の入港にも使わせてもらえるよう国や県に働きかけます。私たちは日本有数の豊かな漁場を奪われたのです。国に相応の対応を求めていきます。

3農業の復興

まず、安全安心な農作物を生産するために、放射能で汚れた土壌を除染しなければなりません。 その上で、風評被害と戦っていくためには、畑や野菜の放射線量を明示し、信頼を取り戻していくしかありません。 そのために必要となるものを国に求めていきます。

4原発に頼らない暮らしと子供たちが安全に学校で過ごせる環境整備

次世代を担う子供たちが放射線に脅えることなく過ごせるようにするのは最優先課題です。 そのためには細かなメッシュで測定して、いち早くホットスポットを探し出し、速やかに除染をしていくしかありません。 またチェルノブイリで国土が汚染されたベラルーシでは、日常口にする食品の放射能を測定できる機械や、内部被ばくの線量を簡単に測れる機械が、学校に併設された施設にあり、住民がいつも利用できるようになっています。私たちにもこれくらい身近に放射線を測定できる施設が必要です。 それから原発に頼らない暮らしを進める「エコタウン」のモデル地区を作り、放射線医療・研究機関を相馬市に誘致するよう働きかけます。

5浜通りの交通網再開

常磐線、国道6号線、常磐道の早期全線開通のために働きかけます。相双に空白地帯があっては浜通りにとって死活問題です。

6松川浦の健全な再建計画

  1. 理にかなった高さの防波堤の建設が必要です。また景観や環境の保全のため、海岸線をすべてをセメントで覆い尽くさないことも検討しなければなりません。
  2. 大洲海岸決壊部をどのようにしていくかは、松川浦の未来にとって大きな課題です。水門にすることも検討する必要があるでしょう。
  3. 松がなぎ倒された海岸部分をどうしていくかも大きな課題ですが、植えた木が「凶器」にならないよう健全な保安林づくりをしていかなければなりません。
  4. 震災メモリアルホールを建設する際、松川浦のビジターセンターを兼ねた建物を建設し、県内では尾瀬に次ぐ絶滅危惧種の宝庫といわれた松川浦の、自然観察の基地的役割を担わせてはいかがだろう。レインジャーも配置したいところです。
  5. 大洲海岸遊歩道を整備し、観光客が楽しめる道にしましょう。
  6. 中州を野外ビジターセンターにし、松川浦の希少種の保護をすることを提案します。渡しなどを配すると風情もあり観光資源になるでしょう。
  7. 生物多様性の宝庫鵜ノ尾の森を買い取りトラスト化しましょう。ヒヌマイトトンボなど希少種の確認作業と保護は必至です。

7観光地としての再開発

松川浦や市街地に新たな良質な観光客を呼ぶため、魅力的な文化の再興や景観の整備など、様々知恵を絞ります。

  1. 約700年の歴史のある相馬野馬追の本場らしく、馬でまちおこしをします。野馬追の馬場を建設して、野馬追の期間以外は観光客にも開放します。相馬市の子供たちはみんな馬に乗れるよう、体育のカリキュラムに乗馬の時間を加えるよう提案します。
  2. 環境省の「三陸海岸長距離歩道」(青森県八戸の蕪島~福島県相馬市・松川浦の350キロ)構想のルートに沿って、被災した東北4県で 「震災巡礼88カ所札所」を選定し、新たな観光開発をせずとも東北に観光客を呼び込む工夫をします。
  3. 松川浦が「三陸復興国立公園」の一部になるよう国に働きかけます。

8市民会議を結成し、市民の意見を反映した政治

定期的に市民会議を開催し、いろんな世代の自由な意見が行き交う場を作ります。そこでの意見を議会に反映させ、市民のみなさんが傍聴したくなるような市議会を目指します。 またまちづくりの計画策定には、若者を中心にしたワークショップなどにより、従来の行政の枠を超えた夢のある実行計画を策定すべきだと思います。 子供たちが自由に白地図に夢を描き、わくわくしながらまちづくりに参加できる「松川浦未来地図コンテスト」を相馬市で開催します。

9新ハザードマップの作成と防災教育

温暖化や地球の変化で、今までとは全く違った概念でハザードマップを作り変え、すべての住民に防災教育を施していかなければなりません。

10新住民の温かな受け入れ

被災あるいは避難で相馬市に移転してきた人たちを温かく受け入れ、分かち合い、情報を提供し、新たな「市民」として相馬市でともに活躍してくれるよう働きかけます。